「ミネラル」の可能性を、人に、社会に。

旧い歴史を持つ火山国・日本の温泉は、多くの国民の疲れや傷を癒し、昭和初期には温泉療法の研究が盛んになりました。 私たちは温泉水の物理・化学的作用に着眼し、微量元素などが人体に皮下吸収されるだけではなく、それらが放射する何かが人体に影響し、血流量を増加させるなど、様々な治療効果を発現させているのではないかと考えました。

そこで日本各地にある温泉の地盤調査を重ね、特定の鉱物を採取し、ミネラルの豊富な湧き水、鉄分を多く含んだ温泉水に一定時間浸けて溶出した成分を分析したところ、ナノメーターレベルの非常に微小な結晶体を観察することができました。

私たちは、この鉱物、水、温泉水の特定の組み合わせによってできた溶出液を 【IFMC.(イフミック):集積機能性ミネラル結晶体/Integrated Functional Mineral Crystal】と名付け、東京都市大学総合研究所内に「ミネラル結晶体研究センター」を設立し、いくつかの実験を行いました。

皮膚に直接噴霧、または繊維に加工して皮膚に接触させると、どちらも体温が上昇し、血流量が増加することが分かりました。また、イフミックを加工したウェアや腰ベルトを装着するだけで体幹が強くなり、バランスが強化され、腰痛や肩こりなどが軽減されることも分かり、さらに福島大学人間発達文化学類 教授の川本和久先生による睡眠実験では、入眠時間、睡眠の深さ、睡眠途中の覚醒回数で効果が認められました。

また2019年4月、イフミックの生理活性作用の研究から、生体内にNO(一酸化窒素:1998年にノーベル賞受賞)という究極の健康物質が瞬間的に増加することが解明致しました。

現在ではサンフォード株式会社とイフミック技術を応用した【AXF(アクセフ):axisfirm】というスポーツブランドを共同開発し、さらにベルガードファクトリージャパン株式会社とも提携し、ネックレスやプロテクターなど、プロ野球選手をはじめ多くのアスリート達にご愛用いただいております。

イフミックは昨年11月に広島県が主催したSDGsビジネスコンテストにおいて、「すべての人に健康と福祉を」にコミットしたビジネスモデルで優秀賞を受賞しました。

今後はさらにこの技術を応用してイフミックの持つ可能性を広げていきたいと考えております。




IFMC.技術開発 テイコク製薬社